仮想環境で開発環境リッチマンになる1
みなさん、開発環境ってどうしてますか・・・ツール類はまぁ勝手に入れるとして、サーバーとかの類はいろんな開発を1個のマシンでやっていくと、バージョンなりとかも気になるし、他の環境がまた他の環境を汚染するんじゃないかとか
開発環境そのものがローカルの快適環境を汚染するんじゃないかとか イロイロ心配になりますね。そこで仮想化です。バーチャル〜とかいうやつです。これで1個のPC上の複数のPC環境を構築します。
環境は最終的には設定ファイルと、仮想ハードディスクのファイルに集約されますんで、こいつをポイすればおしまいです。汚染をくいとめることができます。
VirtualBoxで開発環境を構築する
仮想環境は何個かあるみたいなんですけど、今回はVirtualBoxというやつを使います。
- 無料だし・・・・
- なんか安定しているような・・・
- 日本語化されてるし・・・
- Linuxも普通に動くっぽいし・・・
よくわからん理由でVirtualBoxを使いますw。
インストール
Downloads - VirtualBox
http://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
ここからWindows版落とす。現時点ではバージョン1.4のようです。ダウンロードに時間がかかる・・・インストーラーダブルクリックで普通にインストールする。
起動
はいあっけなく起動します。拍子抜けするぐらいです。日本語化されてます。ウレシ
仮想マシンの作成
新規アイコンをクリックして仮想マシンの作成をします。各種設定をしていきます。まず迷うところはないと思うんですけどポイント2点
- フォーカス脱出キーの設定
仮想マシンの画面であるウィンドウをクリックしたときにマウスフォーカスが仮想マシン側に行ってしまって、戻ってこなくなります。特定のキーでフォーカスを親OSに戻せるんだけど、このデフォルトが右ctrlキーになっているんですね〜。私愛用のHHKには右ctrlが無いのでこの状態でフォーカスインすると戻ってこれなくなって死ねます・・・ なのでscrLkとかに適当に設定しなおすとハッピー
- ネットワークの設定
これが少々ややこしい。デフォルトではネットワークアダプタの「割り当て」項目が「NAT」になっている。英語のマニュアルを読むと親OSが仮想ルータになって内部にもう一つ仮想OS用のミニネットワークを構築。そのネットワークが外と親OSのルーティングによって接続されるようだが・・・開発やりたいのに煩雑なネットワーク構成になってしまって実環境とズレズレになる可能性大なので、「NAT」ではなく「ホストインターフェース」を選択する。
ホストインターフェースは仮想ネットワークカードをインストールしてこいつを通して通信する。当然仮想なんで外とつなぐコネクタを刺す部分が無いww・・・なのでこいつを実ネットワークカードとブリッジ接続(windowsの機能でネットワーク接続二つ選んで右クリックからできる)してやります。いくつもネットワークカードを指している状態にできる。
当然外にDHCPサーバがあれば、ゲストのOSは仮想→ブリッジ→実ネットワークを通じてIPアドレスを取得したりできます。
つまり親OSのネットワークとゲストOSのネットワークがNATのように階層ではなく、完全にネットワークにぶら下がって平行な状態において置けるようになる。
これは実の開発環境に近いんじゃないですかね。
・・・ってここまででマシンは出来上がった。 次回はOSのインストールメモっておきます。
これマジ便利ダベ